2008/12/04

08年度 大工大・建築学科卒制展


今年度の卒制展のお知らせです


2009/01/23 fri. 〜 24 sat.
学内展示会  場所:大阪工業大学4号館5階製図室(仮)


2009/02/20 fri. 〜 22 sun.
学外展示会  場所:未定


2009/02/22 sun.
オープン・ジュリー  場所:未定


学外展示会およびオープン・ジュリーはおそらく梅田の毎日インテシオになると思われます。
毎日インテシオ→http://www.josho.ac.jp/corp/jigyoubu/osakacenter/index.html

2008/08/19

高知建築

盆休みに高知へ旅行に行ってきたので
立ち寄った建物を紹介します。

沢田マンション
〒781-0011 高知県高知市薊野北町1-10-3
設計施工:沢田 嘉農(建主)


セブンデイズホテルプラス
〒780-0822 高知県高知市はりまや町2-13-6
(有)橋本設計室


高知県立牧野植物園
〒781-8125 高知県高知市五台山4200-6
設計:内藤 廣


オーベルジュ土佐山
〒781-3222 高知県高知市土佐山東川661
設計:細木 茂



いちとにぶんのいち ビュー店
〒781-5704 高知県安芸郡芸西村西分乙54-1
設計:河江正雄建築設計事務所


高知県って漠然としたイメージしかなかったけど
今回の旅行で見所がたくさんあることが分かりました。
面白い建築も多いし本当におすすめです。

参考書:
VELOCITY vol.08 - はじめての高知建築

高知県のタウン誌なので向こうでしか買えないかと思ったら
柳々堂オンラインショップで買えるみたいです。
さすが柳々堂!

2008/08/17

お盆休み

木匠塾と入れ違いで川上村に行ってきました。




トケイソウが夏バテしていた。


葉っぱがしおしお。


で、水をたっぷりやっときました。


きのこがよく育ってました。


今年の木匠の作品。


今年の木匠の作品2。

2008/07/02

重要伝統的建造物郡保存地区












建築物の調査へ行ってきました。



一台6キログラムほどあるGPLという機材を用い、

微動計測を行います。



いわゆる建物の固有振動数を測定するのですが。。。



今回は文化財といことで、珍しい”まちや”と言った感じでしょうか。

それが、1キロメートル続く風景は圧巻でした。





土間が通り庭という言葉をまさに表し、奥まで貫き、

”だしばり”が連棟ということを、より一層引き立てます。







この町は、何より大切にしている気持ちが多かったと思います。







大阪から3時間、東京から3時間。

一升瓶の五一ワインを、飲み干してしまうほど、

おいしいお酒が充実しています。







残るものの残し方。

日本は歴史ある国です。

2008/06/12

久々のUPです。


今朝、地下鉄の中吊り広告を見ていたら
「林業見学・交流ツアー2008」と書いている広告を見つけた。

なんでも近畿・関東・東北と林業が盛んな土地で
林業従事希望者や林業に興味のある人を募って交流会をやるそうな。
興味のある人は参加してみてはどうでしょう?

「林業見学・交流ツアー2008」


2008/05/26

生きてて良かった

今年の木匠メンバーがこの土日に村内見学+林業体験に行ってきたようです。
そのついでにH上くんから写メールいただきました。




トケイソウは無事です

本当によかった。

2008/05/10

川上さぷり - 川上産吉野材販売促進協同組合


この間の5月5日と6日に、過去の木匠塾の制作物の点検とメンテナンスを兼ねて奈良県川上村に行ってきた。
作業内容は2004年と2005年に渡って建てられた西川のパーゴラデッキの塗装及び、2003年我らの代に建てた下多古の神饌所の点検であった。

パーゴラデッキの塗装については、大工大5名+大芸大3名が集まり予想以上にスムーズに作業することができた。

パーゴラデッキ塗装風景

雨が降りそうだったので養生している様子

最後に用意していたトケイソウを植えた

神饌所の点検に関しては、事前に本年度の木匠塾の打ち合わせに来ていたゼミ生に写真を撮ってきてもらっていたので、状態は把握していた。

神饌所の鳥居

下多古の方が大切に使ってくれているようでとても綺麗でした

前田 下多古区長より杉柾目板による樽について説明していただいた

川上の杉山について話を聞いている様子年々杉の末口の立ち枯れが目立つようになってきているという

下多古の公民館に集まっていたら、神饌所の木工事でお世話になった泉岡さんに出会った

すべての作業が終わったので
帰りがけに白川渡のオートキャンプ場に立ち寄った。

昨年の木匠塾で作ったバーベキュー庇


間伐材のベンチ

今回のメンテナンスや点検は有意義な時間を過ごた。
しかし、今回もう一つ収穫があったのは、下多古区長の前田さん、大工の泉岡さん、川上村役場の泉さんからたくさんの川上村の"今”について話を聞けたことだ。
川上村と言えば「秋田杉」「木曾檜」に並ぶ「吉野杉」の産地である。
しかし、現在日本の木材料需要は安い外材や新建材に押され低迷しているのだ。
このままでは吉野の杉や檜の山々は採算が合わず荒れ果ててしまうという。
そんな中、川上村の村民の出資と国からの助成金で、新しく吉野杉と吉野檜を流通させるための施設ができていた。
それが「川上さぷり - 川上産吉野材販売促進協同組合」である。
川上村の山守が運営し、川上村の山元から直接市場を介せずに原木を買い付けることで中間マージンをなくし、価格破壊を実現させたのだ。
彼らはこれを「適価(適正価格)」と呼んでいる。
「川上さぷり」には高性能の人乾設備、製材設備、ヤング係数の測定設備が揃っていて、住宅一軒分の構造材と化粧材がいつでも手に入るという。
実は、木匠塾でお世話になっている白川渡のオートキャンプ場の建物も「川上さぷり」の材で建てられている。

吉野杉、吉野檜を贅沢に使った住宅も夢ではないかもしれない。

奈良県吉野郡川上村東川758-1
TEL: 0746-53-9988
FAX: 0746-53-9888
info@yoshinosugi.net